10までかぞえられるこやぎ アルフ・プリョイセン 作 山内 清子 訳 林 明子 絵 23×26cm
ある日、こやぎが 10までかずをおぼえました。
こやぎは10までかぞえられるようになりました。
こやぎは水たまりへやってくると、立ち止まって
みずにうつる、自分のすがたを、じっと見つめました。
そして、それから「ひとつ」と数えました…(本文より)
10まで数を覚えた、可愛いこやぎの物語です。
このあと、通りかかった、こうしとのやりとりから
物語は、面白い展開を見せます。
数を数えるということが、一体どういうことなのか
他の動物たちにはなかなか伝わらないようです。
こやぎはせっかく数を覚えて、数えただけなのに、
動物たちが怒って、次々に追いかけてきます。
動物たちのユニークな絵本です。
作者の紹介を写真10枚目に、あとがきより掲載いたしました。